筑波山

　　百名山は白馬岳あたりから意識してはいたが、本格的に百名山登山の行動に出たのはこの山からである。夏休みに妻実家へ帰るときに、妻の実家の佐倉を利用してこの筑波山に登ることにした。佐倉から近いとはいいがたいが、自分の家から行くよりはずっと楽で、佐倉からの日帰りが十分可能であったためである。
　筑波山は山といっても頂上までロープウェーなどが張ってあり、歩かなくても登れる山である。しかし、歩いてもそう時間のかかる山でもなく、むしろ歩いてこそ筑波山の良さが感じられるかも知れないと思ったので、迷わず歩くことにした。低い山であることと、この時期の暑さが手伝って相当苦しい山登りであった。とは言ってもわずかな時間なのでバテることもなく、心地よい汗をかくことができた。下りも当然歩いた。途中いろいろな石があって歩いたことが良かったと感じた。つつじが丘駐車場からはハイキングコース経由で再び筑波山神社に戻ったが、にわか雨に見舞われ、つらかった。